今回は、現在部品取り中のV70(8B)のグローブボックスの蓋が開閉不良だったので分解してみました。修理したわけではないのですが、内部のロック構造だけ紹介したいと思います。
こちらが問題のグローブボックの蓋です。今回は運よく開いた状態にて開閉不良でしたが、850でよくありますが閉まった状態で開かなくなる事もあります。昔何件か遭遇した事がありますが、その場合は針金ハンガー等で中心のロック部分を頑張って解除するか(結構難しかった記憶があります)、蓋に穴開けをして開けてから蓋を交換したりといった対応をしていました。
ひとまず、こちらはレバーを引いても感触的にスカスカで機能している気がしないので、ロック部分の内部を点検してみようと思います。裏面からネジ3本を外すと表のウッドパネルが外れてロック部分内部が見えます。
こんな感じで簡単にロック部分は点検可能です。何か部品が外れているだけだったり、損傷が軽度だったら修理しようかとも思いましたが、、、
どうもかなり盛大にワレているようで、何個かパーツも足りないような気がしますので諦めました。このロック部分の交換修理が必要なようです。しかし、こんな壊れるような事があるなら、おとなしく中心にレバーを持ってくれば、こんな風に壊れる事もずいぶん減るとは思いますが、、、
昔あるお客様が言っていましたが、レバーを運転席側に近づけるためのボルボのこだわりではないかと、、、 たしかにとは思いました。この部分に限らずボルボはじめ輸入車は、こんな挑戦的な事しなければ壊れないのにという箇所が整備をしているとチラホラあります。そういう国産車にあまり見られない姿勢に感心するとともに、おもしろみを感じたりしますね。
このグローブボックスの蓋は、ロック部分の移植をしてお使い頂ける方がいればと思い現状品としてヤフオク出品しています。よろしくお願いいたします。