更新さぼり気味ですみません(汗。中々ブログ更新の時間が取れていないのですが、大変ありがたい事に私のブログが参考になりましたと複数の方から励ましのメールも頂いていますので、頑張ってまいります。あたたかいお言葉を頂き誠にありがとうございます。
今回はボルボ850の故障コードをスマホで読み出す方法を紹介したいと思います。以前のブログで自作LEDによる故障コードの読み出しを紹介しましたが、あちらで読めるのは850ではエアコンの故障コードと、ターボ車のエンジンチェックぐらいになります。しばらく前にオートマの故障コードは読めないかとお問い合わせ頂いたので、今回の方法を紹介します。
使うのスマホと汎用のOBD2アダプター、アマゾンなんかで1500円程度で安く売ってます。
こんなのです。一応リンクも画像に埋めておきましたが、買って頂いても私にお金が入る訳ではございません。(画像のものを私も使用しています)
後は読み出しのアプリをスマホに入れる必要がありますが、汎用OBDの読み取りソフトは色々なものが出回ってますが、読み出せなかったり読み出せても汎用コードで詳細が解らなっかりします。何か850かボルボに特化したものはないかと探したら、なんとありました。
https://play.google.com/store/apps/details?id=xiaotec.fi.obdii&hl=ja
アンドロイドアプリで210円の有料ソフトになります。アイフォン版はないようです。どなたが作られたか解りませんが、ダメ元で購入をしたのですが、結果210円でこのクオリティはすごいです。10年前だったら数万円払っても良いというクオリティでした。簡単に使い方を紹介します。
OBDアダプターを車両に挿し、ブルートゥース接続でスマホと繋ぎ、アプリを起動して下さい。初期画面はこのような形です。
右上の再生ボタンのようなマークをタップすると、アダプターと通信をはじめます。正常にアダプターとリンクすると、下画像のように再生ボタンが一時停止ボタンになり緑色になります。この状態で画面下の5項目を必要に応じてタップします。ひとまず読み出しをしたいので、一番左Scanをタップします。
読み出しEUCの選択画面になります。
ABS、エアバック、パワーシートとかなりの項目が選択できます。ちなみにAW50-42というのがオートマのコンピュータになります。また、Motoronicというのが850のエンジンコンピュータですが、ターボ車は読み出しできません。LEDで読んで下さい。EMS2000て何だっけかな?と思ったら、初期V40のEUCでした。懐かしい思い出です。当時は車種のコンピューターの種類とバージョンなんかも記憶していました。 後、ECCはエアコンになりますが、おそらく初期V70用で850では無理でした。LEDで読んで下さい。
ちょうどABSの故障コードが入っている車両だったので、ABSを選んでstartscanします。ちなみに全項目一気に読み出すと、かなり時間がかかったので読み出ししたい項目だけ選択した方が良いです。
画面にテキストが流れて、進行具合が0~100%まで表示されます。ここが100%になるまで待ってスキャンが終了したら、左上の←のボタンをタップします(この部分が初めて使った時、解らず少し苦労しました)すると、下画像のように故障コード詳細が表示されます。
8個も故障コードが入っています。これはABSユニットの本体故障でまず間違いないです。英語表示ですが、各コードの説明も正しいように思います。私も全項目使った訳ではないですが、他にはライブデータが表示できたり、アクティブテストまできました。下画像はノンターボ850のEUCのライブデータで、各センサーの値などがリアルタイム表示されています。
というような感じで、このアプリとLEDの自作テスターがあれば850の故障コードにはほぼ対応できると思います。わずか2000円以下でこのような設備が揃えられるとは、すごい時代になったと感じます。10年以上前には、非常に高額なテスターを購入しなければこんな事はできませんでした。
以上、他人様が作ったものを紹介しただけのブログになりましたが、ご使用はあくまで自己責任でお願いいたします。
I enjoy reading through an article that will make people think. Also, many thanks for allowing me to comment. Iolande Jeff Andrey
コメント頂きありがとうございます。