めっきり寒くなってまいりました。今年は寒いと聞いていましたが、たしかに寒くなるのが早いです。愛知県にある当店でも今日は雪がチラチラ降ってます。私は夏生まれのせいか寒いのは非常に苦手なので、今年は辛い冬になりそうです。
さて、今回紹介するのはボルボ850ドアミラーガラスと角度調整モーターの取り外し方法です。ミラーガラス取外し時にワレてしまったと相談を受けた事がありました。角度調整のモーターもたまに故障します。ガラスを取り外せばモーターの交換が可能です。あくまで私のやり方ですが紹介します。
下画像のようにミラーを目一杯下に傾け、さらに指を差し込み隙間を作って、細いマイナスドライバーなどでミラーとミラーの土台の間をこじるのですが、ドライバーをいれるポイントに私なりのコツがあります。
この時私がマイナスドライバーを入れるポイントですが、下画像矢印の位置です。ちょっと丸く外側に飛び出している部分です。この隙間にドライバーをいれてこじります。
下画像が上側半分が外れたところです。土台側の丸い穴にミラー側の出っ張りが入る部分があるのが解ると思います。私はその部分にマイナスドライバーをさし込んでいます。出っ張り両隣りのツメを直接おこす方が良さそうにみえますが、私が作業する限り出っ張り部分をこじった方が取外しやすいです。
下側もマイナスドライバーでこじっていきます。
ミラーを取り外せば、角度調整のモーターが見えます。3カ所プラスネジで固定されています。割とネジが固い事が多いので、サイズのあうドライバーで慎重に緩めた方がよいです。
モーター裏側にカプラが刺さっていますので、ツメを起こして引っこ抜きます。
取り外した、モーターとドアミラーガラスです。
私はこのような方法で取り外しをしています。かなりの回数作業したことがありますが、ほぼほぼ安全に取り外せます。隙間から指を突っ込んで引っ張って外すという方法をとられる人もいますが、その方法でワレてしまったというケースをよく聞きました。
再度ガラスを取付する時は位置をしっかりあわせて、片手でミラーボディを押さえ、もう片方の手の平でミラー全体をしっかりを押さえてはめ込んで下さい。(結構固いのでそれなりに力がいりますが、くれぐれも慎重に) 後は、戻す時にミラーヒーターの配線を取付するのを忘れないように。ミラーヒーターが効かないという修理でガラスを外してみたら、配線が抜けているだけって事が、過去によくありました。