今回は、C/S/V70(8B)のダッシュボードのロアの分解をしたのでその作業を紹介したいと思います。8B系のC/S/V70に関してはダッシュボードは共通品です。特に初期のV70のダッシュボードは劣化が激しく、デフロスター周辺がバキバキのものも多いので、高年式のC70のものを利用して入れ替えるというのもひとつの手ですね。ダッシュボードロア自体の脱着作業につきましては、以前のブログ ボルボV70(8b)ダッシュボードASSY取外し を参照下さい。
早速ですが、取り外したダッシュボードロアAssyを裏から見た状態です。この状態から、まずはエアコンダクトを外していきます。特に解り難いところにネジ等はないと思います。
ダクトを外した状態です。今度は、この状態からハーネス一式を外していきます。タイラップやネジ、クリップ等で止まっています。
メーター回りの部分は、はまり込んでいるだけなのですが、かたくて外しにくいです。
ダクトもハーネスも外した状態です。だいぶすっきりしました。ここからは、それぞれを固定しているネジを取り外していきます。全てトルクスの25㎜でした。本数は多いですが、特に解り難い場所にはなかったです。
ネジを外すと、このような形で上部と下部の左右、オーディオのウッドパネル部分に分解できます。ダッシュボードを取り外した状態であれば、そう手間はかからず、分解可能です。
分解状態でそれぞれ並べて、表から撮った写真です。このような分解作業を行う事はまずないと思いますが、メリットとしては、保管が楽になる事と、必要な部分だけの販売ができるという点ですね。上と下で色を変えるとツートンカラーの作成なんかもできるかと思います。
今回、中々良い状態のダッシュボードがあったので、処分するのも忍びなく、かといって、そのまま売却まで保管するにはスペースを取りすぎるので、分解を行いました。特に上部はデフロスター周辺の破損や、裏面のネジ取付部の破損で、異音の原因にもなるので需要もあると思います。それぞれ分解した状態のものを以下で出品中です。よろしくお願いいたします。