ブログ更新を随分さぼってしまい申し訳ありません(汗)。 何か面白いネタがないかなーといつも考えているのですが、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
今回は随分前にツイッターで写真だけ出したのですが、V70(8B)のメーターバルブを流用した850のトリップコンピューター部分のLED化と、メーター自体の流用について少し紹介したいと思います。
まずLED化されたトリップコンピューター部分の写真です。青色でやってみました。850のこの部分の照明はバルブのみが取り外せないタイプで、無理やりバルブを外してLEDをハンダ付けするというのがよくある手法なのですが、細かいハンダ付けになるので非常に大変です。大昔一度やりましたが、もうやりたくないと思いました。
それで目をつけたのがV70(8B)始め87系のメーター照明バルブです。バルブだけが写真のように抜けます。後は好きな色のT5規格のLEDをさせばOKです。ただ850用とは形状が違うのでそのままでは使用ができません。
青い方が87系のもので、黒い方が850のものです。こうやって並べると結構違いますね。850用はバルブと土台がくっついてバルブのみを抜き差しできる構造ではありません。
850メーターに装着できるように加工しました。綺麗な加工でなく申し訳ないです。左が加工したものです。ニッパーでツメを少し切り取るようにすると装着できるようになりました。でもやはりスムーズには入れ込めず、少しグニっといれるような感じです。このあたりは現物合わせです。
バルブを青色LEDに交換しました。T5という規格のバルブなので、ネット検索すればさまざなタイプが安価に手に入ります。
同じものを二つ作って、既存のメーター照明と入れ替えますと、最初の写真のようにLED化する事ができました。
ハンダ付けをするよりは随分と楽でした。
今さらながらなのですが850のメータ照明のLED化の紹介でした。
また87系のメーター自体も、前期モデルのメーターであれば、850後期へそのまま移植して使用する事ができそうでした。以前試してみたのですが、特に動作におかしな点はなく収まり的にもいけそうでした。850前期モデルへの移植は不可でスピードメーターが動かくなります。ABSコンピューターが相違すると無理なようですね。
また、87系の後期モデルにつきましてはメーターに車体番号等の情報が入っていますので、ASSYでは中古交換自体が不可です。以前試したところ、機能はしますが、故障コード読み取りするとおかしな事になっていました。
メーター自体のAssy交換の流用についてまとめますと、
☆850前期モデル(~95年)は850前期メーターのみ使用可
☆850後期モデル(96~97年)は、850後期メーターと87系前期メーターが使えそう。
☆87系前期モデル(97~98年)は、87系前期メーターと、850後期メーターが使えそう
☆87系後期モデル(99~00年)は、Assyでは中古交換自体が不可
といった感じになりそうです。
最後にちょっと宣伝で、以下でV70(8B) R AWD前期モデルより取り外しのスピードメーターを出品中です。Rモデル専用の青文字盤のタイプで、貴重な一品なのでお探しの方は是非チェックしてみて下さい。