本日はV70Ⅰ(8B)通称875後期のルーフレールの取外し作業を紹介したいと思います。あまり外すものではないと思うので、私も今の仕事をはじめるまで取り外した事がありませんでした。875の前期と後期でデザインが違います。後期の方が太く重厚感があります。850にカスタム取付されている方もみえるようですね。
取外し手順です。まずルーフレールを内側からみて3カ所メクラ蓋があるので、細めのマイナスなどでこじって外します。
メクラ蓋をとるとトルクスネジがありますので、3カ所全て外します。長いのでしっかり緩めておくか、完全に取り外しをして下さい。
ちなみに、850(おそらく875前期も)のルーフレールはネジ3カ所緩めるのみで、後は全体を揺すりながら引っ張りあげれば、ゴソット取れてきます。875後期はここからひと手間あります。
全体を上に持ち上げ、隙間をつくると、中間にあるモール部分が固定されている金属クリップが、何とか見えてくるはずです。
この隙間のクリップをマイナスドライバーで上にこじって取り外して行きます。
片側全部で7カ所ありますので、同じように全ての箇所のクリップを取ります。この作業をせずに、無理やり全体を引っ張りあげて取り外そうとすると、モールとルーフレールを固定しているクリップが破損したりします。
このような感じで、黄色い受け手側に、金属のクリップがはまり込んでいます。
一番最後部のエンドピース部分ですが、同じようにこじって取り外しても良かったのですが、今回は、エンドピース部分のみはスライドして受け手ごと取外しをしました。↓の写真のようになっているので、スライドする事で受け手ごと取外し可能です。
左右でスライド方向が違います。左側は、車両後方へスライド、右側は車両前方へスライドすると取外しできます。この部分を取り外してから思いついたのですが、もしかするとルーフレールも全体をスライドさせてクリップ受け手ごと脱着する事可能かもしれません。その方がスマートだと思いますので、次回の機会には試してみたいと思います!
取り外したルーフレール一式です。このレールは程度が良く、コンディション上々です、以下で出品してますので、よろしくお願いいたします!